食育教室 おやこキッチン

東京都台東区にて開講中! 開催予定やレッスンの様子、食育コラムなどをお届けします。

【行事食】小正月(小豆粥)

新年早々行事食が続きます。

新学期が始まって、うっかり忘れてしまうことも多いのですが、1月15日は小正月ですね。

2000年以前は成人式が1月15日だったので、成人式の日に小豆粥を食べる、と覚えている方も多いかも知れませんね。

 

小正月があるなら大正月もあるのでしょうか?

はい、あります。

普段はわざわざ大正月とは呼びませんが、元日から松の内(門松にどのお飾りを飾っている期間)までを大正月と呼び、人日の節句、鏡開きの後、1月15日を小正月と呼びます。

 

松の内の間良く働いた女性たちを労うための日として女正月と呼ぶ地域もあり、この日に食べる邪気払いの小豆粥を男性が作る風習のある地域もあります。

 

小正月には、柳の枝などに紅白の餅を刺した餅花を飾って豊作祈願をする他、小豆粥を食べて邪気払いをします。

小豆の朱い色には邪気を払う力があると考えられていたためです。

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無病息災が続いたので、邪気払いもお忘れなく!

 

【レポート】冬の一汁三菜

鏡開きも済んで、そろそろお正月気分も無くなって来た頃でしょうか?

冬の一汁三菜レッスンに4歳の男女と赤ちゃん連れのママがご参加下さり満員御礼での開催でした。

ありがとうございます!

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本日のメニューは…

・ぶりの照焼き

・大根ステーキ

・ほうれん草の胡麻和え

・根菜のおみそ汁

でした。

 

身支度を整えて、食材と包丁の使い方を説明したら調理に入ります。

まずはおみそ汁の出汁に使ういりこをお鍋に入れて、大根の下茹でをしておきます。

(離乳食中の赤ちゃんにも柔らかく下茹でした大根を召し上がって頂きました(^^)v

   取分け調理のご参考にして下さいね。)

 

野菜の下ごしらえはピーラーから。

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人参と大根の皮を剥きます。

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次はごぼうのささがきもやりますよー。

ピーラーが終わったらいよいよ包丁です。

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しめじの石づきを切ったり、ほうれん草を切ります。

ほうれん草は普通のほうれん草とちぢみほうれん草を同じ和え衣で胡麻和えにして食べ比べて頂きました(^^)

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野菜の下ごしらえが終わったら加熱調理です。

切った野菜をいりこの出汁に入れておみそ汁を作ります。

おみそは直接お鍋で溶き入れないで、ボウルに入れて溶いてからお鍋に戻します。

これなら小さなお子様でもお手伝いが出来ますし、火傷のリスクも低くなります。

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洗いごまを煎って、すり鉢ですりゴマにします。洗いごまを炒ってからごまをすると、とても良い香りの胡麻和えになります。

洗いごまはなかなか手に入らないので、炒りごまを軽く炒ってから使っても香りが良くなりますよ。

 

下茹でした大根を焼いて大根ステーキを仕上げたら、主菜のぶりの登場です!

両面をこんがり焼いてタレをからめて出来上がり!

それぞれ盛り付けたら「いただきまーす!」

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お子様「ほうれん草あまーい!」

お母様「ちぢみほうれん草、あるのは知っていましたが初めて食べました。全然違いますね!甘ーい!パクパク食べてます!」

お母様「普段家では食べないのに、胡麻和え全部食べました!」

お子様「おさかなおいしー」

お母様「家だと魚が苦手で、干物とか少しでもパサつくとべーって出しちゃって食べないの。お魚食べるのここに来た時だけ。前回のメニュー、その日の夜に全部もう一回作らされました…」

お母様「大根ステーキもすごく美味しいですね!家で作ります!」

 

そしてそして…!

今年から、白飯の時はお櫃でご提供することに致しました!

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お母様「お櫃ご飯、とても良い香りで美味しいですね!すぐに食べちゃいました!」

 

嬉しいコメントありがとうございます!

ちぢみほうれん草はこの時期だけのものなので、是非ご自宅でも召し上がって下さいね。

 なかなか機会の無いお櫃ご飯の美味しさ、この機会に是非味わってみて下さい(^^)

 

さて、次回は…

1/15(月)引き続き「冬の一汁三菜」レッスンです。

まだお席のご用意可能ですので、ご予約お待ちしております!

 


お問合せ、ご予約は、
oyako.kitchen@gmail.com
に、
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・参加者全員の氏名
・ふりがな(お子様の場合は年齢も)
・代表者の携帯電話番号
上記アドレスからのメールが受信可能なメールアドレス
・希望のレッスン名と日付
・参加人数
・食物アレルギーの有無
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をご明記の上、お申込み下さい。

3日以上経ってもこちらからの返信が無い場合、G-mailを受信拒否されている場合がございますので、設定をご確認の上、再度ご連絡をお願い致します。
満席でも必ずお返事しております。

 

PCの方は→のレッスン予定からクスパサイト経由でのご予約も可能です。
ご利用下さいませ。

 

【行事食】鏡開き

1月11日は鏡開きの日。

(地域によって違う場合もあります)

 

お正月にやって来る年神様にお供えした鏡餅を開いて食べることで無病息災を願う風習です。

お餅を包丁などの刃物で切ると「切腹」を連想するため、手や木槌で割るのですが、「割る」と言う言葉も縁起が悪いので、末広がりにもつながる「開く」と呼ぶようになったそうです。

 

最近の鏡餅は、大きな丸いお餅をかたどったケースに切餅が入っているお手軽なものが多く、自宅でお餅つきをしない人はそのパッケージを開封して食べるので、まさに鏡「開き」ですね。

 

開いたお餅はお善哉やお汁粉の他は、お雑煮にしたり、揚げてかき餅にする方も多いのでは?

私の実家(千葉)ではお汁粉にしていましたが、夫の実家(東京)ではかき餅にすることが多いようです。

我が家ではお善哉にしました。

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小豆を豆から甘く炊いたものに、(美味しそうにこんがり香ばしく焼けたので)切餅を乗せて一緒に食べました。

もちろん、お餅の上にかけても良いですね。

 

皆さんのお宅ではどのように召し上がりますか?

【五節句】人日の節句(七草粥)

さて、新年最初のブログは行事食のお話です!

今年はレッスン内容やコラムだけではなく、行事食についてもブログでご紹介しますね。

 

1月7日は、五節句のひとつめ「人日」(じんじつ)の節句です。

 

もともとは中国の風習から由来したもので7種の植物を入れたあつもの、が日本に伝わって七草粥になったとのこと。

七草粥を食べて、1年の豊作と無病息災を祈ります。

また、お正月のご馳走で疲れた胃腸を労わり、ビタミンを補う効果もあるそうです。

 

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せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ

 

子供の頃、良く呪文のように唱えて覚えたものです。

私の地元では、すずな、すずしろ以外は野原で子供達が摘んできて、お母さんに七草粥を作ってもらっていたのですが、都内ではなかなか野草が手に入る場所がないのでスーパーで七草セットを購入しました。

 

七草粥は青臭くて…」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、塩をひとつまみ入れたお湯で軽く湯がいてからサッと冷水にさらし、しっかり水気を切ってから刻んでお粥に入れればほうれん草や小松菜とそんなに変わらないですよ。

ただの白粥にそのまま七草を入れると、どうしても野草特有の風味が強いので、しっかり旨味のある出汁やスープで炊くとお子さんでも食べやすいです。

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お試し下さいね。

明けましておめでとうございます!

新年、明けましておめでとうございます!

 

今年は自宅教室でのレッスンをメインに、イベント出店、講座、講演、執筆など、仕事の幅を広げて行きたいと思っております!

 

2018年も引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い致します!

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食育教室おやこキッチン

主宰    古谷 真知子

【レポート】お正月料理

クリスマス当日ですが、日本では驚くほどアッサリとクリスマスムードが落ち着いていますね。

さて、クリスマスが終わればお正月!

おせち料理を全部作るのは大変ですが、1時間前後で3品作れる簡単なものなら、市販のお節と一緒に我が家の味として仲間入りさせてもらえそうです(^^)

 

そんなお正月料理レッスンに3歳と2歳の女の子がご参加下さいました。

ありがとうございます!

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本日のメニューは…

・江戸雑煮

紅白なます

・叩きごぼう

・栗きんとん

でした。

 

お節とお雑煮のお話をして、材料説明してから調理に入ります。

まずは野菜の下ごしらえから。

さつまいもを切って水に晒しておき、大根と人参の皮をピーラーでむきます。

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皮をむいたらお雑煮用に何枚かいちょう切りして、残りを千切りピーラーで千切りにします。

小さなお子様には千切りは難しいので、難しい調理は道具や下ごしらえでフォローしたりカバーする事で、小さなお子様でも怪我なくお料理を楽しんで頂いております(^^)

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野菜を切っている間に茹でておいたさつまいもをフードプロセッサーで滑らかなあんに。

 

なますに使う柚子果汁はスプーンで果肉をくり抜いて、ざるを使って絞ります。

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叩きごぼうに使うごまは貴重な国産洗いごまが手に入ったので、ごまを炒ってからすり鉢ですりごまにします。

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ごまを炒るところから体験出来る子どもお料理教室はなかなか無いと自負しております(^^)

 

同時進行で出汁を引いたり、ごぼうを茹でたりしつつ調理が進み、最後は盛り付けて出来上がり!

ギッシリお重に詰めたお節も素敵ですが、手作りした好みのお節を食べられるだけワンプレートにするのも良いですね。

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お子様「なます、お代わり!」

お子様「おいも、もっとー」

お母様「叩きごぼうって初めてですが、美味しいですね!」

お母様「なますがツンツンしなくて美味しいです!」

 

嬉しいコメントありがとうございます!

おやこキッチンのお正月料理は、お子様には食べやすい工夫があるので、お節なんて絶対食べなそうなお子様にも好評です(^^)v

 

 

さて、次回は…

1/13(土)「冬の一汁三菜」レッスンです。

大根嫌いのお子様が克服した大根ステーキとパサついたり焦げやすいブリの照焼きをふっくらジューシーに仕上げます!

お陰様で満席となっておりますが、同じメニューのレッスンは1/15(月)と17(水)にも開催します。こちらはまだお席のご用意可能です。

ご予約お待ちしております!

 

年内最後のレッスン、無事終了致しました。

ありがとうございます!

 


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満席でも必ずお返事しております。

 

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ご利用下さいませ。

 

【レポート】キャンドル・トライフル

もうすぐクリスマス!

子供も大人も何だかワクワクドキドキ、街のショーウィンドウやツリーを見てふわふわした気持ちになりますね。

 

そんなクリスマスにピッタリの可愛いキャンドルの形を模した簡単スイーツレッスンに2歳のお友達同士の女の子がご参加下さいました。

ありがとうございます!

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本日のメニューは…

・キャンドルトライフル

です。

 

身支度を整えて材料説明してから調理に入ります。

まずはカスタードクリーム作りから。

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卵を割りほぐしてから他の材料も良く混ぜます。

卵を使うレッスンでは、卵の割り方、殻が入ってしまった時の簡単な取り方もご紹介しています(^^)

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溶いた卵液を加熱してクリーム状に煮詰めます。この時も、どの状態まで加熱するかなど詳しくご説明しています。

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カスタードクリームを冷ます間にいちごのヘタを取って、果物をカットします。

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おやこキッチンでは2歳でも包丁を使います。

手を切らないように包丁を使う時の約束をして保護者の方のフォローの仕方も具体的に説明しています。

 

果物をカットしたら最後に生クリームを泡立てます。

少量なら小さなお子様でも泡立て器で泡立てられますよ。

 

最後にカットした果物とカスタードクリーム、カステラを細長いグラスにどんどん入れて盛り付けして、キャンドルトライフルの完成です!

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お子様「おいしー!」

お母様「簡単に出来てとっても可愛いですね!」

お母様「クリスマスパーティーで盛り上がりそう!」

 

嬉しいコメントありがとうございます!

お友達同士のホームパーティなどは、材料だけ用意しておいてあげて、各自盛り付けて完成させるのも盛り上がりますよ!(^^)

 

 

さて、次回は…

12/25(月)「お正月料理」レッスンです。

クリスマス当日ですが、少し先取りして市販のお節に我が家の味としてちょい足し出来るお正月料理とお雑煮を作ります!

満席でしたがキャンセル1席発生したため先着1組様にお席のご用意可能です。

ご予約お待ちしております!

 


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