久々のコラム更新です。
Conobieから教室のブログに戻って来ました!
またこちらでよろしくお願い致します(^^)
さて、お正月も終わり、毎日寒いですね…
そんな時に熱々のおでんや鍋料理は最高のご馳走です♡
皆さん、おでんを作るときは出汁を使っていますか?
市販のおでんの素を使う方もいらっしゃるかもしれませんね。
…でもね…
その出汁、本当に必要ですか?
我が家では、下ゆでした大根と練り物などのおでんだねを水でコトコト煮るだけです(^^)
塩すら入れません。
だって、練り物からとっても良い出汁が出るんです!
はんぺんやちくわなどの練り物の原料は魚です。
さらにさつま揚げなど揚げてあるものも多いので、煮込むことでこくも出ます。
練り物はそのまま食べても美味しいように、塩味もしっかり付いているので、煮込んでいる間に煮汁にしみ出て勝手に味が付きます。
それを大根や卵が吸って美味しくなるんですね。
だから出汁で煮る必要は無いんですよ。
是非一度お試し下さい(^^)
おでんの他にも、旨味成分を多く持つ食材を組み合わせることによって、出汁を使わなくても美味しく出来るお料理は色々あります。
寄せ鍋は特に出汁を張る必要ないですね。文字通りたくさんの食材を「寄せた」鍋ですから。
他にイメージしやすいのは豚汁でしょうか?
豚汁は豚肉と色々なお野菜をたくさん入れて作りますよね?
豚肉の旨味、野菜の旨味、みその旨味が重なってとっても美味しいですよね!
これだけたくさんの旨味がある食材が入っているので、さらに出汁を入れて旨味を補う必要が無いんです。
次回から豚汁も水で作ってみて下さいね。
顆粒だしの素も出汁粉も何も入れなくても充分美味しい豚汁が出来ますよ。
(おみそは入れて下さいね)
どの食材にどんな旨味が含まれているかを知ると、旨味の多い食材同士を組合せることで、塩、醤油、みその基本の調味料だけで美味しく作れるお料理は意外とたくさんあるんです。
洋風のメニューでも同様です。
(↑ポテトグラタン)
おやこキッチンのメニューでは塩しか調味料を使わないレシピが何度も出て来ます。
「出汁を取るのは大変」、「出汁って難しい」、と言う苦手意識がある方も多いかと思いますが、出汁がいらないお料理も多いので、楽しく作って美味しく召し上がって下さいね(^^)
今後は「塩だけレシピ」(味付けに使う調味料は塩だけ)を時々ブログでご紹介しようと思います。
どうぞお楽しみに!