先日、国立西洋美術館で開催中の「モネ 〜風景をみる眼〜」展に行って来ました。
今回の展示は国立西洋美術館とポーラ美術館の所蔵品からの展示だそうなのですが、2館合わせて36点ものモネ作品を所蔵しているそうなのです。
意外とたくさんあると思いませんか?
ちょっと驚きました。
モネ作品を中心に、他の印象派の作品と対比させながらの展示がされており、改めてモネ作品の秀逸さを再認識しました。
中でも、ピカソの「青の時代」作品の中から「海辺の母子像」も展示されていました。
モネを観に行ってピカソに会えるとは!
ちなみにモネとロダンは同い歳で互いに切磋琢磨しあっていたのだそうです。
享年86歳のモネは当時にしては長生きですね。
印象派作品はだいたい3m前後作品から離れて観るのが好きなのですが、展示品の額にガラスが入っているものがあり、残念でした。
以前、川村記念美術館でモネ展があった時にもやはりガラスがかかっており残念に思った記憶があります。
スタッフに質問したところ、ポーラ美術館の所蔵品にはガラスが入っており、国立西洋美術館のものには入っていないのだそうです。
この辺りの事情は詳しくは聞きませんでしたが、是非ガラスを入れずに展示して頂きたいものです。
私の老後の楽しみの一つに
「オランジュリー美術館の睡蓮の間で一日過ごす」
というものがあります。
睡蓮の間は、円形の部屋の周囲にぐるっと睡蓮が飾られている、まさに「睡蓮の」部屋で、どこを観ても睡蓮が観られる素敵空間です。
今回は2点だけでしたが、睡蓮の実物をゆっくり鑑賞出来て素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。
私にしては珍しく会期終了までまだ1ヶ月以上ありますので、これからご覧の方は平日午前中がゆっくり観られてオススメです(^^)